富山販売士富山市立山連峰
●平成31
(令和元)年度
活動事例
■3月定例会■■
テーマ 今後の活動について
  1. 今後の活動
    会員増加が一番のテーマという点で意見が一致。
    会員を増加させる方策として以下の意見があった。
    1. (1)入会するメリットを明確に
      • 統計資料やニュースなど必要な情報を提供する
      • 店舗視察や講演会など、普段行けない所や聞けない話の機会を設ける
      • スキルアップのための継続的な勉強会の開催
    2. (2)販売士資格取得を推奨している企業やベストショップ受賞企業へ訪問して入会案内する
    3. (3)Facebookでの情報発信
    4. (4)養成講座の開催
    5. (5)商工会議所さんに協力してもらい、検定合格証に入会案内を同封
    6. (6)来たくなる例会の実施

    実施しやすい(2)~(6)を来年度実施することとした。

  2. 来年度
    上記の方針に沿ったスケジュールとする。
    視察会 滋賀に行って滋賀販売協会との交流という案があった。
    総 会 例年通りのスタイルで実施することとなった。
(報告:吉田誠)

■2月定例会■■
小島常務と坂田さんから店内を一通り説明した頂いた後に、テレビ放映されたVTR上映を経て、板川社長から説明があった。
ベストショップコンテスト2019 グッドサービス賞 ベストショップコンテスト2019 グッドサービス賞
移転オープンした本店の特徴は3つ。
  1. 人生の行事の提案
    生まれてから死ぬまでの行事(イベント)毎に必要となる商品を展示。
    お客様は行事ごとに来店されることにあわせて陳列を行った。
  2. ベストショップコンテスト2019 グッドサービス賞 ベストショップコンテスト2019 グッドサービス賞
  3. 商談コーナー(休憩コーナー)として、テーブルと椅子を多数設けた。
  4. インショップのサーティワンアイスクリームとの相乗効果を図る
    サンエツとサーティワンアイスクリームを行き来しやすくし、ガラス張りにして入りやすくした。
    その結果、サーティワンの若い来店客や新規客がサンエツに来るようになった。
    また、サーティワン近くにイベントコーナーを設けて、来店を促すようにも工夫した。
グッドサービス賞受賞の要因となった人材育成は以下のように取り組んでいるとのことであった。
  • 30分間の朝礼(!)でロールプレイングを毎日実施
  • 階層別の研修を毎月1回は実施
  • 「感動した人が感動を与える」という考えの元、研修旅行で感動体験をする
その結果、社員からいろいろな意見・提案が出て、それが反映されてきているそうだ。

その他に、
  • とやま弁包装紙(社長がデザイン!)をはじめとする多数の包装紙
  • のし紙も多数あり
  • 手書きで文字入れすることも(師範が3名)
  • 筆耕ソフトを贈答協会でオリジナル開発
  • ラッピングの部屋があり、5名が担当等々
驚きの取り組みを紹介していただいた。

非常に満足のいく内容で、販売士としては非常にうれしく感じた。
というのは、現在、ネットに押されて店舗の魅力がどんどん薄れてきている。
サンエツさんは、提案・接客や包装、イベントなど、ネットに無いリアル店舗の良さを追及されている。
しかし、これらはネットに対抗するために考えられたのではなく、
「贈り物相談販売」という考えの元にお客様に喜んでもらえるようにと考えてできたサービスであり、 それがお客様から支持されているのである。
移転前と商品点数は変わっていないが、「売上は順調」というのがその証拠である。
こんな店舗が富山にたくさんできてくることを願わずにいられない。

(記:吉田誠)

■新年懇談会■■
■ベスト・ショップ・コンテスト2019記念セミナー■■
<表彰式>
講演に先立ち、「ベスト・ショップ・コンテスト2019」の表彰式が行われました。
ベスト・ショップ・コンテスト2019記念セミナー ベスト・ショップ・コンテスト2019記念セミナー
「ベスト・ショップ・コンテスト」は富山市、富山商工会議所、富山新聞社が主催で、優れた店舗を表彰することにより富山市の商業全体の活性化と消費者サービスの向上ならびに更なる創業意欲の喚起を図るという主旨のものと行われており、今回が72回目になります。当富山販売士協会も協賛し、審査員を派遣するとともにグッドサービス賞の選定を担当しております。記念セミナーは富山販売士協会から開催を提案し、共催となると共に講師の選定を担っており、今回で10年目の開催となります。今回は約180名からの申込がありました(実参加者は165名)。なお、今回の講演は富山商工会議所の担当課長が講師を選定しました。

<講演の概要と感想>
父親がホテルでシェフをしていたため、「家族全員で夕食を食べたい」という幼少からの思いを実現した話であった。
ベスト・ショップ・コンテスト2019 ベスト・ショップ・コンテスト2019

講演で私が気になったキーワードは以下の通り。
  • 飲食業界の働き方は父の時代から変わっていない
  • 11:00~15:00にランチ100食限定で提供。14席しかないので30分で7回転させる
  • 従業員は18時には皆帰れる
  • 食材を使い切るので冷凍庫は無い
  • 原価率50%で安くておいしいを実現し、クチコミだけで宣伝。オープンから3ヶ月後に完食するようになった。現在は毎日行列
  • 採用基準は「今いるメンバーと合うかどうか」のみ。一般的には不採用になる人を採用している模様
  • 役員は広報や経営、従業員は店の運営と役割を明確に分けている
  • 社長の役割は「整えること」(従業員の働きやすい環境を作るという意味)
  • この環境の下で店の運営に集中させることが社員教育
  • 幸せは「自己決定権」(勤務時間や休みが自分で決められる)
  • これからの経営は愛と感謝(利益重視ではない)
飲食店経営者向けの内容であった。このビジネスモデル、経営モデルには異論も多いであろう。従来の売上や利益重視の経営モデルとは大きく異なり、「家族全員で夕食を食べたい」という想いをベースに、経営者と従業員がともに幸せになることを第1としている。なので、社長夫婦の年収は5~600万円。損益分岐点は90食となっている。

モノがあふれ、幸せが何かわからない時代に、みなで共生し、人としての幸せを最も大切にしたこの新しい経営モデルが持続可能であるのかどうか、興味を持った講演であった。

(記:吉田誠)

■令和元年度 視察会■■
  1. 東京ミッドタウン日比谷
  2. 気づいた点は3点。
    1. ① 飲食店が非常に多い。これは後のCORED室町テラスも同様。モノよりコトの時代にあって食はコトになることと、外国人の来日の目的第1位が和食であることを意識したものではないかと推測した。
    2. ② 男子トイレにDRESSING LOUNGEが!中に入ってみると二人分の鏡台とFITTING ROOMがあった(写真:下左)。女性用には増えている話は聞くが男子用は初めてであった。
    3. スペイン石窯パン工房 パン・オーレ スペイン石窯パン工房 パン・オーレ
    4. ③ エスカレーターが繋がっておらず、上の階に行くにはフロアを半周する必要がある。利用者には不便だが店側としては回遊性が高まる。また、建築デザインにおいても見栄えが良い(写真:上右)。
    東京商工会議所
  3. 東京商工会議所
    東京商工会議所地域振興部オリンピック・パラリンピック担当課長の進藤創氏と同部の佐藤広太しよりオリンピック・パラリンピックへの対応について話を伺った(日本販売士協会岩間専務も同席)。

    2つの柱と4つのテーマで活動しているとのこと。
    第1の柱 -東商独自の活動-
    テーマ1 東京のホスピタリティを世界に発信する
    テーマ2 地域の魅力・文化を世界に発信する
    テーマ3 中小企業の底力を世界に発信する
    テーマ4 2020年大会に向けて、東京が抱える課題を解決する
    第2の柱 -大会への参画・協力-
    地元経済団体としての2020年大会への参画・協力

    課題としては、
    1. ① 機運の盛り上げが不十分
      実行部隊は各支部であり、支部により温度差がある。競技会場がある区は23区中11区となっている。 
    2. ② 交通需要マネジメント(TDM)の推進
      オリンピックパークがなく、都市内で実施される特殊な大会であるため通常の生活や経済活動に影響を与えない範囲で道路交通量を減らす必要がある。そのためにも機運の盛り上げが必要となっている。
    3. ③ おもてなしの推進
      障がい者はもちろん、子供老人などの社会的弱者に対する声掛けサポート運動を進めている。

    オリンピックへの協力はもちろんだが、これを機会に課題解決をしようとしている点に注目した。しかし、温度差があるとのこと。東京だけに限らず全国の盛り上げの必要性を強く感じた。

  4. 東京クルーズ
    浅草から豊洲まで選手村を見ながら水上バスで移動。船中、日本人は我々のみ。欧米系アジア系と多種な方であった。船内で通過する橋や周辺の説明が銀河鉄道999の声で解説されているが、日本語のみ。早速、先程のおもてなし推進と真逆の状況に出くわすこととなった。

  5. 千疋屋総本店
    千疋屋総本店を訪ね、大島社長(日本販売士協会会長)から会社の説明を受けた(日本販売士協会岩間専務同席)。
    創業185年で社長が6代目という歴史があるが、社長就任後に「ワンランク上の豊かさ」をコアバリューとしてブランドの再構築に取り組んだとのこと。食材はもちろん、空間も時間も手が届きそうな豊かさということで加工食品やケーキなどに力を入れたとのこと。講演の後レストランで食事をさせていただいたが、フルーツを十分に生かされた料理となっていた。
    なお、銀座千疋屋と京橋千疋屋は暖簾分けした別会社ではあるが、ブランドの維持のため共同宣言を行い、定期的に交流会を開催しているとのことであった。
  6. スペイン石窯パン工房 パン・オーレ スペイン石窯パン工房 パン・オーレ
  7. COREDO室町テラス
    スペイン石窯パン工房 パン・オーレ 9月にオープンしたばかりのCOREDO室町テラスを視察。COREDOはこれまでCOREDO1~3があったが、今回は庇(ひさし)が特徴となっており、テラスという名称が付いたとのこと。 正面は大きな庇の元でオープンカフェとなっており、多くの人で賑わっていた。館内はやはり飲食店が多く、境となる壁が低く、ここもテラスというコンセプトに沿ったものと思われた。

    物販では台湾のテナントが中心となっており、非常に人気になっていた。確かにこれまでと一風変わったものが並んでおり楽しかった。一方、日本のものは各地方と江戸を中心にされており、インバウンドを意識したものと推測された。

  8. 所感
    総じて、オリンピック、インバウンドに向けた準備が進んでいる感を受けた。インフラでは非常に工事中が目に付いた。地下鉄の通路も水上バスで潜る橋もほぼ工事中であった。商業施設は日本らしさをアピールするために和食の飲食店が前面に出ており、物販は歴史や地方に着目されており、外国人を意識したつくりになっているという印象を受けた。 一方、富山はというと、オリンピックは東京の話という意識が強く、このようなインバウンドへの取組は不十分であると言わざるを得ない。東商での話ではないが、富山でもオリンピックを盛り上げ、“参加”する意識が必要だと感じた。
 
(記:吉田誠)
■8月定例会■■
  1. 連絡事項
  2. 事務局より視察会の旅程を説明した。

  3. 講演:「パン・オーレの取り組みについて」
    講師:株式会社パン・オーレ 専務取締役 田中千世子 氏
      (ベストショップコンテスト2012 準グランプリ受賞)

  4. 声が出にくい状況の中で、創業の経緯から経営・運営上の工夫、 エゴマへのこだわりなどフランクに話をしていただいた。

    個人的には、
    • 夫婦で脱サラしてパン屋を開店。開業景気が終わった半年後から売れなくなり、 繁盛店を勉強した結果、生地を変えてから盛り返したという苦労話
    • その時の教訓から、ロスを発生させないことにこだわり、 作ったものは廃棄しないという方針で、規格外のものも低価で販売すること
    • またその方針は従業員に徹底されていること
    • 宣伝を一切していないこと

    が印象に残った。

    その他、質問に応えて高級食パンブームへの対応やキャッスレス対応についても話をいただいた。

    いろいろ苦労はあると思うが、「現場が大好き」と言われるだけあって、 元気で明るく前向きな姿勢が印象的だった。
    さすが、ベストショップコンテスト準グランプリ受賞店である。 スペイン石窯パン工房 パン・オーレ スペイン石窯パン工房 パン・オーレ
(記:吉田誠)
■7月定例会■■
(記:吉田誠)
■6月定例会■■
  1. パッケージプラザ高岡店の店舗クリニック
    1. パッケージプラザの晒谷部長より店のコンセプトと課題・対応策についての説明があった
    2. 各自、売場チェック
    3. 各自の意見を書いた付箋を読み上げて意見交換を行った

    現在どこの店舗でも抱えている課題だったように感じた。
    • 少子化・地元店舗の減少により客数の低下
    • ターゲット客数を広げる必要がある
    • モノ売りから脱却し、サービスや体験の強化が必要
    • ネットは敵対するのではなく、利便性を取り込み、店としてメリットを活かしていく

    「変わらなくていけないのは頭ではわかっているが、行動が出来ていない」という晒谷部長の意見が、どこの店舗でも言われていそうとも感じた。
    「これまでの成功経験を壊せるのか」が一番の課題だと感じた。
  2. パッケージプラザ高岡店 パッケージプラザ高岡店
  3. 連絡事項
    ・次回はベストショップコンテスト受賞店の講演の予定だが、現在未定
(記:吉田誠)
■5月定例会■■
  1. 新入会員の紹介
  2. 冒頭に新入会員の堀さんの自己紹介があった。

  3. 発表
    「若者の思考と人手不足」 講師:荒川 剛 氏(当会副会長)
    1. 現代の若者世代
      (1)Z世代の特徴
      (2)これからの社員(16-21歳)と現在の若手社員(29-35歳)
    2. いまどき新入社員
    3. 若者の悩み
    4. 日本の職業別人手不足ランキング
      (1)高校生に人気の職業と人手不足
      (2)求められる業界
    5. AI時代の商業化教育
    6. 働き方改革 教員の職務軽減⇒責任の軽減ではない(部活動指導員)
    7. 心と体を鍛える気風「心・技・体」
    若者の思考と人手不足 若者の思考と人手不足  + 応援団の紹介

     商業高校の教員として
    • 今の子供達の気質
    • 普通科と職業科
    • 教員の働き方改革
     について率直に話をされた。

    個人的には、
    体を使わず、体験もしない机上の教育が増えていることが、体を使う職業が不人気となる一因であること、そんな中で「学ぶことの喜び」を教えるのが教員の役割であり、運動部が体を動かし体験する貴重な経験の場である。
    という話に興味を惹かれ、失敗を含む体験が今の子達には少なくなっているんだなということを感じた。
    現役の先生の生の声はとても説得力があり、考えさせられることが多かった。

  4. 連絡事項
    • 「東海販売士協会5周年記念」出席報告
    • 補助金、今年度の視察会、次月の例会について

(記:吉田誠)
■富山販売士協会 平成31(令和元)年度 定時総会(第44回)■■
1.開 会
2.会長挨拶
3.議案審議
  議案第1号 平成30年度 事業報告・収支決算について
  議案第2号 平成31(令和元)年度 事業計画(案)・収支予算(案)について
4.閉 会

  全議案、全員一致で承認されました。

定時総会資料

活 動 履 歴

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