富山販売士富山市立山連峰
●平成28年度
活動事例
■3月例会■■
  1. 講演 講師 : くさの法律事務所 弁護士 草野 友里恵さん

  2. 昨年の10月に弁護士事務所を開設した女性弁護士さん。
    自己紹介から、最近よくある事例として、
    1. ネットでの悪意の書き込み
    2. 仕事中の交通事故
    について話をしてもらった。

    ネットの書き込みについては富山でも結構相談があるとのこと。
    身近な所でも起きている事件であることにちょっと驚きであった。
    仕事中の交通事項についてはケースごとに解説して貰い、わかりやすかった。

    質問タイムでは参加者から自身及びその周辺での具体的な質問が多数あり、
    予定時間を大幅に超過することとなった。

    昔とは”常識”も”状況”も変わってきており、
    これまで裁判にならなかったようなことが事件となっている。
    どうしたらよいかわからないケースが増え、
    弁護士さんに相談することが増える世の中になっていることを感じた。(記:吉田誠)
  3. 事務局連絡
  4. 来月総会。4月26日(水)18:30から富山第一ホテルにて。 詳しくは案内します。
■2月例会■■
  1. 講演 講師 : 4646農園 店主 氏 友香さん
  2. 昨年の10月10日に花屋さんをオープンした女性経営者。 植物が好きで、自分の店を持ってとても充実しているという感じが伝わる講演だった。

    話を聞いて、花屋さんは私の古いイメージとは変わってきているなあという印象を持った。
    ドライフラワーや水耕栽培が流行っていたり、SNSで九州から注文が入ったり。
    植物のセレクトショップという概念も、なるほどーという感じだった。
    また、フラワーエッセンスというのも初めて聞いた。
    アロマではないが、負の感情を元に戻す作用があるとのこと。
    旧来からある業種店も変化していかないといけないということか。

    ともかく、好きで始めたお店が周りから愛されて永く続くことを願います。
    (記:吉田誠)
  3. 事務局連絡
  4. 日本販売士協会から依頼のあった広報委員の派遣について、
    立候補のあった山本さんにお願いすることにした。
■新年懇談会■■
■ベスト・ショップ・コンテスト2016記念セミナー■■
<表彰式>
講演に先立ち、「ベスト・ショップ・コンテスト2016」の表彰式が行われました。

「ベスト・ショップ・コンテスト」は富山市、富山商工会議所、富山新聞社が主催で、 優れた店舗を表彰することにより富山市の商業全体の活性化と消費者サービスの向上ならびに更なる創業意欲の喚起を図るという主旨のものと行われており、 今回が69回目になります。
当富山販売士協会も協賛し、審査員を派遣するとともに優秀接遇賞の選定を担当しております。

今回の優良接遇賞は「和具 ペリカン堂」さんが受賞され、 当会副会長の堀井がプレゼンターを務めました。

記念セミナーは富山販売士協会から開催を提案し、共催となると共に講師の選定を担っており、 今回で7年目の開催となります。
今回は71名からの申込がありました。

<セミナーの概要>
  1. スターバックスの仕事観
  2. スタッフの関係性
  3. ホスピタリティ 3つのポイント
について話をされた。

良く知られた経営理念の話から始まったが、人との関係性を大事にしている点が印象に残った。
特にスタッフに対してはマネジメントするのではなく、リード・支援していくもので、 その結果、互いを尊敬して互いに威厳を持つメンバーシップを形成していくという。
また、仕事の意義を問う点も印象に残った。「お客様は何を求めて来店しているのか?」。
お客様の期待に応えることが仕事。
ただ決められたことをやるのではなく、お客様の真のニーズを考えて、それに応えていく姿勢を問う。 そんな姿勢を教育していく。
それぞれに役割があり、与えられた役割においてはみんながリーダー。
こうしてマニュアルがなくてもホスピタリティ溢れる接客ができるようになっていく。
講師の話も聞きやすく、あっという間の講演だった。
「ベスト・ショップ・コンテスト2016」表彰式「ベスト・ショップ・コンテスト2016」表彰式
(記:吉田誠)

■平成28年度視察会報告■■
  1. トヨタ産業技術記念館
  2. 平成28年度視察会報告 販売士と製造業は関係ありませんが、知見を深めるために見学を実施。
    大変勉強になりました。
    新しいことへのチャレンジや不都合を取り除くためのカイゼン活動。
    時間の流れに沿ってガイドさんの説明を聞くと、短い期間に様々な取り組みをしていることがわかり、
    その精神が今に続いていることが理解できた。
    2時間ではとても全ては廻れなかったので、次回はたっぷりと時間を取って訪れたいと感じた。

  3. 東海販売士協会との交流会
  4. 平成28年度視察会報告
    トヨタ産業技術記念館内のレストランで交流会を開催。
    まだ、東海販売士協会は発足したばかりなので、
    「商工会議所さんとの連携ができていない」
    「新入会員の勧誘が思うようにいかない」
    という悩みがあり、参考に当会での取組みを話しした。
    名古屋をはじめとして大きなマーケットがあるので、
    これからしっかりと活動をされていけば、着実に会員は増えていくと感じた。

  5. 大須商店街
  6. 平成28年度視察会報告
    今井理事長から、商店街の歴史と現在の活動を話しして頂いた。
    多くの商店街が衰退するのかで、大須商店街が非常に賑やかであり、
    1年で100店舗近くが入れ替わるというのが驚きだったので、その理由を尋ねたところ、
    「みんなが大須を元気にしようという想いがあるからではないか?」
    との回答であった。
    自分さえ良ければという考えが広がる中で、街のためにという商店主の思いが一致すれば
    こんなに活気づくのかと考えさせられた視察であった。
    平成28年度視察会報告

  7. 名古屋駅前高層ビル

  8. 時間が無く、駆け足での視察となった。

    今回の視察については、東海販売士協会の方から頂いた案を元に決め、
    当日は情報や資料もいただいて大変お世話になりました。
    この場を借りて感謝申し上げます。
    本当にありがとうございました。
(記:吉田誠)

■8月例会■■
テーマ
  1. 講演 富山市出前講座「市街地再開発事業等によるまちづくり事業」
    講師 : 富山市都市整備部 都市再生整備課 主幹 守山 祐一

  2. お団子と串というまちづくり基本方針の説明から、再開発事業の事例を話しして頂いた。
    新幹線開業に合わせて幾つか再開発の施設が出来上がったが、まだ駅前や西武跡地が工事中とのことで、
    富山駅だけではなく、まだしばらくはあちこちで工事が続きそうな話であった。
    一方、これまでの取組みにより昨年度初めて中心市街地で人口が増加したとのこと。
    これはマンションが立ったことで転入人口が増えたためで、 転入者はシニアだけではなく、若いファミリーが
    多いとのこと。
    一戸建てではなく、マンションという選択をするという、これまでの通念が変わってきていることを感じた。

    質疑応答では、
    「コンパクトシティーはまちなかばかりであり、郊外は過疎化が進むばかりで、対策が不十分ではないか」
    「郊外の人間はまちなかに移住するしかないのか?」
    「県外からの移住を積極的にすべきではないか」
    などの意見・質問があった。

    少子高齢化にあってコンパクトシティーの方向性が間違いはないだろうが、
    一方で郊外にも配慮するバランスが必要であり、そのさじ加減の難しさを感じた講座であった。
    (記:吉田誠)

  3. 事務局連絡
  4. (1) ベストショップコンテスト記念セミナーの講師案で、リッツカールトンの方を最優先で交渉することとした。
    (2) 9月14日(水)名古屋への視察会出欠確認

■7月例会■■
テーマ
  1. 講演 「再生可能エネルギー・木質バイオマス関連ビジネスの現状と動向について」
    講師 : ウッドスタジオ株式会社 代表取締役 中川 透

  2. 佐藤工業出身。自宅に薪ストーブを設置したのをきっかけで会社設立に至った。
    同業者は県内に他2社しかなく、競争が無いブルーオーシャンな状態だとのこと。

    日本は石油を23兆円も輸入しており、当然環境負荷が大きい。
    オーストリアでは地域熱供給という、地元の資源を使って発熱し、発熱で起こした電気は
    無駄が無いように共有化を行っているとのこと。
    日本はまだまだ遅れているとのことであった。
    会員からは、ストーブや薪についての質問が多数あった。
    (記:吉田誠)
  3. 事務局連絡
  4. (1) 視察会 9月14日(水)名古屋の詳細説明
    (2) ベストショップコンテスト運営委員会報告
    (3) ベストショップコンテスト記念セミナーの講師案を打診
    (4) 来月実施する富山市出前講座の選定

■6月例会■■
テーマ
  1. 講演 「販売 お客様の目線と 店の売りたいもの」
    講師 : なかやす酒販株式会社 中山 士門

  2. ビールとチューハイを売っていない酒屋。
    しかし、それは「お客様のニーズから生まれたサービス」だと言う。
    ビールやチューハイは、酒屋でなくてもスーパーやコンビニで安く買える。
    じゃあ、酒屋に無くても良いのでは?
    じゃあ、酒屋は何の専門店?
    お客様は何を求めて当店に来るの?
    なかやす酒販じゃなくてはいけないものは何?
    その答えを突く詰めた結果、店頭からビールとチューハイが無くなり、空いたスペースに日本酒とワインが並んだ。

    その結果、品揃えが増え、日本酒とワインを求めるお客さんが増えた。客層が変わった。
    スタッフの意識も変わった。「これ置いてもいいですか?」積極的になった。
    お客様のニーズに応えたら、ニーズを超えてシーズに応える提案企業になった。
    自分達が良いと思うのを提案する。
    販売員は、お客様の購買代理人。売れるものを売るのは誰でもできる。
    お客様自身も気付いていないものを売る。販売員自身が良いと思ったものは勧めたくなる。
    本当に良いと思う気持ちが伝わる。買う。飲む。美味しい。勧めてくれてありがとう。喜びの循環。
    忘れていた当たり前の商売の原点。こんな酒屋が富山にあることが嬉しく感じた。(記:吉田誠)
  3. 事務局連絡
  4. (1) 視察会 9月14日(水)名古屋日帰りで決定。詳細はこれから。
    (2) 日本販売士協会総会報告
       ・北陸コカ・コーラさん、販売士制度の普及啓蒙で表彰されました
    (3) 2級販売士養成講座 申込者1名のため、開催中止
    (4) ベストショップコンテスト 商工会議所の担当者が京谷氏に変更。
      今年の記念セミナーは11月中旬の予定。

■5月例会■■
テーマ
  1. 「吉沢工業のご紹介」
    講師 : 吉澤 智之 (当会新入会員)

  2. 吉沢工業の製品を紹介して貰った。
    ポリ袋などプラスチック製の袋がメインで、24時間交代で生産しているとのこと。 米を使った物や防錆剤入り、帯電防止材入りなど多機能な物もあれば、エコなものがあり、 顧客ニーズに対応して生産されている様子が伝わった。
    講演を聞いて工場見学をしたくなりました。
  3. 「オムニチャンネル時代の小売業」
     講師 : 早川 栄一 (当会新入会員)

  4. オムニチャネルは単なるネットとリアルの融合ではなく、 個客起点という小売業にとっての原点回帰であり、 そのためリアル店舗の重要度が高まっている という話であった。
    非常に今どきの話題でみな勉強になりました。
  5. 事務局連絡
  6. (1) リテールマーケディング検定のパンフレットに当会の写真が使われました
    (2) 日本販売士協会理事会報告
       
    • 日本販売士協会40周年
    •  
    • 北陸コカ・コーラさん、販売士制度の普及啓蒙で表彰されることになりました
    (記:吉田誠)

■富山販売士協会 平成28年度定時総会(第41回)■

 


活 動 履 歴