1.のもの(上野駅)
「のもの」はJR東日本が運営する地産品ショップ。
阿部さん(事業創造本部 沿線戦略・地域活性化部門 副課長 地域活性化グループ グループリーダー)に開店の狙いやオープンして1年間の状況などを伺った。
「普段使いに地元品を」という、上野駅を利用する人に地域の地元品を使ってもらおうという、これまでのアンテナショップとは異なるコンセプトに興味を持ちました。確かに、小学生を連れたお母さんが目当ての品を買いに来ている姿がありました。
「年明けには、富山特集をするかも」というお話でした。
2.東京スカイツリー
残念なことに台風の影響による強風の為エレベーターが運休。それでもたくさんの人が来ていました。ソラマチはお土産ゾーンよりも地元を紹介するエリアを重点的に視察。ただ、まだまだPR不足との感を受けました。これだけの人をスカイツリーだけではなく周辺に回遊させるのか大きな課題と感じました。
3.渋谷ヒカリエ
早めに着いたので、地下の食品売り場を視察。どの店を行っても試食を勧められる。食は食べないとわからないもの。そして、食べると欲しくなるもの。これが徹底されているのには驚きました。また、陳列がキレイ。床もキレイ。さすが、東京、渋谷です。ちょっとしたイートインコーナーもあり、利便性も配慮されていて、ただただ感心しました。
さて、視察のメインd47 Museum。
ちょうど富山展が開催中で甲野藤さんに説明頂きました。
デザイン会社の独自の視点で富山を観ており、選択が非常に独特でした。
お昼にはd47食堂で「富山定食」を食べました。
味付けは薄味で、東京風にアレンジしてありましたが、富山を感じられました。
ただ、ここで一番素晴らしかったのは接遇!
甲野藤さんとレストランの店員さん達の笑顔と気持ちの良い姿勢は歩き疲れた身体を元気にしてくれました。
4.いきいき富山館
富山県のアンテナショップいきいき富山館。私は初訪問。有楽町駅前の良い場所にあります。
こじんまりとしたスペースですがぎっしりと富山のものが詰まっていました。
館長の河西さんから実演販売コーナーを始め、たっぷりと説明を受けました。

5.KITTE(丸の内)
日本郵政が初めて手掛けた商業施設を視察。ヒカリエとは異なったテイストで、地域発の個性的な雑貨テナントが多いように感じました。年齢層もヒカリエよりは高め。これも東京駅の隣という立地だからでしょうか。
今回は、”TOYAMA in Tokyo”というテーマで東京の中の富山や地域を視察しましたが、意外と簡単に富山を発見することができました。新幹線開業を1年半後に控え注目度が高まる中で、富山を発信し、富山に来てもらう、味わってもらうという地に足の着いた継続的な活動が大切だと感じた視察会でした
(吉田誠)